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「興奮いまだ冷めやらず」から少し冷静になり、何か決着をつけないと、との思いになっています。 どれだけ自分の娘の部活に肩入れしているんだよ~というあきれた感想を持ったかた、そのとおりだと思います。自分でもあきれています・・ 私のための記事と思って(このブログ自体自分勝手な独り言です><)訪問してくださった方は大いにあきれてください。 スペコンでの賞賛の声、定演の後のお茶で声をかけてくださったおば様、駅コンでは隣で涙を流していた女性、地区音楽会では楽しそうに聴いては前のめりな拍手で応援しくださったおじ様、こうした大人の心をがっちりとつかむ何かが彼女たちの音楽にはあるのだと思っていました。 うまい演奏ならばプロの演奏に勝てるわけがなく、それとは別の何かが彼女たちの演奏にはあったのでしょう。 入部してからというもの、勉強の合間をぬうように朝、昼、放課後と練習に明け暮れ、個人個人の技術を磨きオーケストラの調和を考えて日々取り組んできた彼女たち。 その他、大所帯のオーケストラ部ですから細かな練習計画や演奏会でのスケジュールやその他雑多の仕事もたくさんあるはず。 すべて彼女たちの仕事です。 部長、副部長、コンミスの三役はもちろんのことそれぞれが自分の役割を精一杯果たしました。 人間、極限まで追い詰められると、なかなか自分を律することができなくなります。 わがままが出たり投げ出してしまいたくなったり。 そのときにがんばってあとのもう一歩が出せるか、出せないか。 そこで正しい選択を指し示し励ましてくれる人の存在があるかないかで大きく違ってくるのではないでしょうか? もちろん家族の励ましに勝るものはないかも知れないし、友達のがんばりを見て自分もと思ったかもしれない。 若いころの私の職場にはやたら職員同士の競争をあおるトップがいました。 ターゲットにとても悔しい思いをさせるといった方法で、組織をまとめていました。 互いにいつもピリピリした状態の集団は居心地が悪く、日々の仕事もストレスが多くてスムーズではありませんでした。 私の父は「トップとして有能だ」と評していました。 ですが生産効率は確かに上がっていたのかも知れないですが提供するサービスの質は低かったと思っています。 コレを学生のオーケストラにそのまま当てはめては考えられませんが、競争は確かに一人一人の技術を高めるかもしれない、でも調和についてはどうでしょう? いつも自分をアピールすることに重きを置いて毎日練習していたら人を感動させる音楽を奏でることができるでしょうか? 千葉女子のオーケストラは自己のアピールのためでなく調和するために個人の技術を磨いてきたのだと思います。 そういう意識を持たせてくれたのはこのすばらしい集団のトップYケン先生です。 子供たちを大切にしてくれているのが何よりうれしく思っていました。 吹奏楽団の技量を高めるために生徒を手ゴマのように扱い接する先生をテレビで見ましたがたまらないです。 取り組んでいるのは音楽ですから。 人に元気を与えたり勇気や癒しや楽しさを感じてもらう音楽です。 子供たちに目標を与え正しい選択肢がどれなのかを指し示し、励まし、期限付きのオーケストラを毎年毎年高水準の演奏をする集団に仕立て上げてしまう・・・ 気が遠くなる話です。 16、17歳の女の子が精一杯やったらコレだけのことができるのですね。 彼女たちのまっすぐな気持ちと先生の愛情ある指導をもってすれば・・・ がんばった思いと失敗を後悔する気持ちもあるかもしれない。そんなこんなを携えて彼女たちは一人一人の進路を歩きはじめました。 もう、後戻りできません。 この先、部活での困難よりもっとシリアスな困難に遭遇するかも知れないですし、社会に出ればいいことばかりじゃないです。 つらいことのほうが多いかもしれません。 彼女たちはある正しさを図る「ものさし」を携えて社会に出て行けます。 困難なときどれを選択するか、誰かの苦難をわがことのように感じ自分のできることを考える。 今は気づいてないかもしれない、でも将来困難に差し掛かったときこのオーケストラ部でみんなでがんばった日々を思い返すと効力を発揮する「正しい基準をはかるものさし」。 「ものさし」落とすなよ!我が娘。。。 家族も学校も街も社会も、人が作るもの。 オケもひと。一人一人がどう考えどんな選択をしてきたのかが「音楽」に作用して、私が出会った方々の心を捉え震わせたのだと思います。 「ここまでおいで!」と率いてくださったYケン先生。感謝しきれないです。 ありがとうございました。 音楽は好きだけれど知識は皆無の私の勝手な基準で書きました。 本当はそうじゃないのかもしれないけれど勝手な独り言だと聞き流してください。 そしてそして、オケのみんな、不出来な娘を支えてくれてありがとう。 そしてそして、後援会みなさま。 役員の方々。 影でどれだけ娘たちのため働いてくださったのでしょう? ありがとうございました。 ありがとう、ありがとう、言い尽くせないです・・・ スペコンに来てくださった友人のメールです。 「すてきな演奏で感激しました。どんな部活でも引退というのは嬉しくて悲しくて・・・初めて見 た 3年生たちでしたけど一生懸命向き合って来た感が伝わってきて涙涙でした。」 運動部で活躍したお子さんをお持ちの方です。 運動部は実力が重視される部活。引退はひとしおだったことでしょう。 「先生のハグして、2年生の演奏しての場面では泣けました。先生の愛情が感じられてうらやまし か ったです。 娘が千葉女のコンサートに行った話を学校でしたら「行きたかった~」ってみんなにいわれたそう です。オケフェスで千葉女子のすばらしさをみんな知っているのですね。」 これは、以前の記事Mちゃんのお母様からです。 「こんなに本格的だなんてビックリしました。プロみたい~!すごかったです!」 「とにかくスゴイ!皆さんまた聴きに行きたいと言ってます。」 5人の友人を引き連れてきてくださったかたです。 「娘(小3)も喜んでいました。知ってる曲は一緒に歌ったり、体を動かしたり演奏にビックリし たり。プログラムのみんなのプロフィールにもうけてました。とってもいい学校ですね。私まで もらいなきしてしまったよ~。暖かな雰囲気が伝わってきてとっても心地よい 時間をすごさ せていただきました。」 お子さんたちに聴いてもらえるのは嬉しいことです。お嬢さんですから。千葉女子高校をお勧めします。プログラムには私もうけてしまいました。 「心温まるとってもいい演奏でしたね。やさしい音に癒されました。ありがとう。」 「とても感動いたしました。思わずもらい泣き。ちょこっとばかりこっくりもしましたが、思い入 れするのがよくわかりました。」 「ステキな演奏会に誘ってもらってとっても楽しかったですありたとうね!ボロディンすばらしい 演奏でよかったですよ~。かっこよかった~!!」 「すごく感動したよ!とってもよかった~。母もすごく喜んでたよ!最後の先生の話で泣けまし た。」 聴きにいらしてくださった方々ありがとうございます。
by karenkarenkaokouc
| 2013-05-22 11:40
| 音楽
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