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友人のお嬢さんの高校オーケストラ部の定期演奏会が4月29日にあり聴いてきました。
娘達が寝返りも打てない赤ん坊のころからの友人です。 お嬢さんのMちゃんは娘と同じ年の高校3年生。 この定演をもってやはり引退し受験生となるのです。 Mちゃんは高校生になるなりオーケストラ部に入部しバイオリンを担当するといいだして友人をびっくりさせていました。それまで音楽経験がほとんどなかったからです。 そのMちゃんのお父様が「15歳の娘に不可能なことなどあるものか」と名言を言い放ちMちゃんの志を後押ししたのです。その話を2年前に聴いて私はえらく感動したのを覚えています。 学生オケを聴く楽しみは、限られた時間、限られた演奏機会にその努力の成果をぶつける瞬発力であり想いの濃さにあります。 2年間の中で悩みながら技術を磨きチームワークをつくり、いろいろな困難を乗り越えてきて奏でる音楽はすばらしいものです。 まさにそんな音楽を聴いてきました。 Mちゃん、自信に満ちた立派な弾きっぷりで、2年前の友人の心配が杞憂であったことをしっかり見せてくれました。 ただ、メインの曲が「ラプソディーインブルー」で、早い話が顧問の先生がピアノソロ演奏したくて決まった曲です。 3年生にはちょっと酷な選曲でした。 ピアノソロが長くて楽器をおいてピアノソロを聞いている学生たちオケのメンバーの姿に腑に落ちない違和感を感じました。 それでも、すばらしい演奏でした。 Mちゃん、こんなに気立てのいいキレイなお嬢さんに成長したのだなと、娘と並んでバスタオルの上でごろごろしていたころからの17年を思いました。 ありがとう。 楽しい演奏会でした。 これから、受験に向けてがんばってください。 さて、我が家にも定演に向けてがんばっている人がいます。 もういっぱいいっぱいなのか、今朝も仏頂面をひっさげてでていきましたよ~>< 飛び切り難曲に取り組んでいるようで、親にまで気を使う余裕がないのはわかるけど・・・ この、苦労は親から見ると「ありがたい」。 なかなか親から与えられない苦労です。この経験がこの先の彼女の人生において自信になるでしょう。 そして、自分が受け取った人の思いやりに気づき、その恩返しをまた誰かにしてあげられる大人になってもらいたいものです。 娘は本当に人に恵まれてここまできました。 そのことをわかっているのでしょうか?? それを感じ取る感受性を私達親はあの娘に身につけさせられたでしょうか?? 答えがでるのにまだまだ時間がかかりそう。 それまで生きていられるかしら・・・
by karenkarenkaokouc
| 2013-05-01 09:32
| 音楽
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