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そして、第1回から指揮とお話をされていた大友直人さんの子供定期最後の演奏会でした。 私は第1回から子供と一緒に10年通いつめその後もチャンスのあるときは当日券で聴かせてもらい縁がきれることなく12年たちました。 子供は成長し私は12年分歳をとり大友さんも白髪がずいぶん増えたように思ってお姿を拝見しました。感慨深いです。 それぞれすばらしいソロ演奏でしたが特にトランペット佐藤友紀さん「天空の城ラピュタ」で主人公のパズー(でしたっけ?)が冒頭で吹いた曲を演奏してくれましたが、演奏が終わるとため息でホールが響きました。すばらしかったです。それからチューバ。なんとサウンドオブミュージックの中でトラップ家の子供たちとマリアが操り人形を使いながら歌う「羊飼いの歌?」を軽やかに演奏してくれました。ホントに軽やかできっとスゴイ技術なんだろうな。渡辺功さんです。たのしかった。それぞれが活躍するオーケストラの曲を短く演奏し、そして前半の最後は(写真がきれてますが)Jウィリアムズ「スターウォーズ組曲」からメインテーマ。 先日の「2012年スペコン」の記事でKさんのことを思い出しあれこれ35代36代で取り組んだ楽曲を思い出していたのに大切な「マイスタージンガー」を記事で取り上げるのを失念。 大失態でした。 指摘をしてくださった方がいて大いに反省していました。 このタイミングで「マイスタージンガー」を聴けるとはワーグナーがたいそうご立腹なのだと思います。 すっばらしい曲ですよ!ワーグナーさん!そして、チューバ!すばらしかった~! 最後は「ベルリオーズ幻想交響曲」 ピッチカートやら弦を弓でたたく奏法の音はCDじゃダメなんだ~。 なんと、ティンパニが2セット。はじめてみた~。面白かったです。 大友直人さんが最後にお話をされました。 このたびの「マイスタージンガー」では子供奏者が東京交響楽団の中に混じって演奏しました。毎年恒例のことです。 子供奏者としてサントリーホールのステージで演奏した子供の中にはプロの演奏家になり活躍している人もいるそうです。大友さんはとてもうれしいことだけれど、音楽家を育てようとしてこの子供定期演奏会を催していたのではないとおっしゃっています。 将来の日本を作る子供たちが子供定期演奏会で聴く音楽を通して歴史や外国のことあらゆることに興味を持ち、いずれは世界へ飛び立ち各国の人と交流してくれるように強く願い演奏会をやってきたとおっしゃっていました。 「根と翼」イギリスに伝わる言葉だそうです。 子供時代にたくさんのよいもの(ここでは音楽)吸収しこれを「根」としやがて世界に大きく羽ばたく人になるといった意味だそうです。 プレトークをしたバークレーズ証券株式会社の社長さんの言葉ですがコレを聴いて大友さんもわが意を得たりとそんな話を聞かせてくれました。 大友さんも大谷康子さんも東京交響楽団の方々も。大好きだったチェロ奏者のベアンテボーマンさん(定年退職し今は軽井沢で牧師をしながら小さな演奏会をなさっているそうです)も。 バークレーズ証券、そして破綻前に長くスポンサーをしてくれていたリーマンブラザース。 (破綻5ヶ月前に職員がかわいい風船を配ってくれました) たくさんの思い出とともに感謝感謝です。 「ありがとうございました。」
by karenkarenkaokouc
| 2013-12-07 20:08
| 音楽
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